第328回番組審議会(2023年6月)
- 開催日
- 2023年6月21日(水)午後4時30分~午後5時25分
- 開催場所
- 富山市奥田本町8番24号
チューリップテレビ 本社「会議室」
- 出席委員(敬称略)
- 藤井久丈(委員長)、田辺惠子(副委員長)、村上 満、能作克治、杉野 岳、長 高英、関 泰晴、青木里美、樋口裕重子
- 議題
- 番組合評: ①『THE TIME,』内「富山県からの全国中継」
2023年5月8日(月)おふくろの味「高岡・昆布」
②『THE TIME,』内「ハイスクールチェック」
2023年5月8日(月)~12日(金)「富山高校 編」
- 議事概要
- 局側から議題について説明し、各委員で意見交換を行った。意見の概要は次のとおり。
〇「ハイスクールチェック」の取材をされた学生たちから、テレビの仕事、テレビの番組がどういうふうに作られるかということを知れてよかったという話を聞いた。地域に密着しつつ、全国中継の場合はそれが全国の人たちとも繋がることができる。番組はこれからも続けてほしい。
〇「ハイスクールチェック」は、とても学校の特徴が表れていて、高校生が自分たちで考えて作ったみたいな感覚があってよかった。テンポもよく、忙しい朝でも観てみようと思う作りになっていた。
〇「おふくろの味 高岡・昆布」は、アンカーの安住アナウンサー、リポーターの小西アナウンサーとの掛け合いが非常にうまくて、安住アナウンサーが富山に親近感を持っているのが伝わってきた。来た人を魅了する、ファンにしてしまう富山の魅力、底力のようなものが番組作りの中に出ていたと思う。
〇「ハイスクールチェック」はYouTubeで観ることができるので、全国から学生が富山高校にくるわけではないが、そういう繋がりが富山県だけではなくて、いろいろなところに広がっていけばいいなと思うくらいにテンポがあってよい番組であった。
〇富山県が昆布の消費量、消費額が多いということは、具体的に数字の紹介があった方が分かりやすいと思う。口頭でもテロップでもいいので、何か出してほしかった。
〇「おふくろの味 高岡・昆布」の中継で、小西アナウンサーが削りたての昆布を素手で持ち上げたのが食品衛生的にどうなのか気になった。
〇富山高校が130年の歴史ということで、この歴史は何事にも代えがたいものがあると思う。とても大切なことで、それを守っていく高校生たちが素晴らしいと思った。
〇学食をキーワードに掲げて各高校別に取りまとめるのも面白いのではないか。
〇「ハイスクールチェック」は、子供たちが、かなりの部分を作り上げたのではないかという手作り感があって、身近に感じ取れる部分を番組に仕上げるというのが面白い。テレビ離れをしていても、地元のことだと気になるし、観たいという若い人もいるのではないか。