第314回番組審議会(2022年2月)
- 開催日
- 2022年2月16日(水)午後4時30分~午後5時25分
- 開催場所
- Zoomによるリモート会議
- 出席委員(敬称略)
- 山﨑弘一(委員長)、田辺惠子(副委員長)、村上 満、藤井久丈、能作克治、大森顕浩、青木里美、吉田朋美
- 議題
- 番組合評:「あばれる君が見た!とやまのSDGs」
放送日時 2022年1月2日(日)午後5時~同5時54分
- 議事概要
- 局側から議題について説明し、各委員で意見交換を行った。意見の概要は次のとおり。
〇なぜあばれる君が起用されたのか番組の意図が分からなかった。
〇身近なところでSDGsを考えるという意識改革を与えるよい番組であった。
〇番組の中でSDGsは企業にとって利益になると断言した言葉があったが、SDGsに取り組めば会社が儲かるということは決してないと思う。
〇あばれる君の素朴な質問をぶつけてくるところなどは、視聴者の潜在的に思っていることをうまく言っていると感じたので、起用についてはそれなりに効果があったと思う。
〇番組の最初のインタビューで、SDGsについてよく分からないという人が多かったので、最初に世界の流れとかSDGsに関しての情報があればよかったのではないか。
〇高校生たちの活動が素晴らしく、高齢者の方々と話をすることでいろいろな活性ができるということや、幼稚園や小学校の子供達にスーパーの袋が海の魚にどんな悪い影響を与えるかといった紙芝居を作って見せたりしていることなど、これが本当のSDGsの働きなのかなと思った。
〇SDGsについて取り上げる事例について、例えば、食品ロスがなぜゴールとして設定されたか、その背景と実際のファクトとともに説明があるとより全体像として理解が深まったのではないか。
〇番組では、様々な取り組みが行われていることが分かった。SDGs達成に向けた個人レベルでの取り組みが広がる契機になるものであったと思う。