ミュージアムの中には、懐かしい品々が並べられています。その数、蓄音機80台、電球300個、ラジオ100個、テレビ15台などなど…。そして、収集したものはすべて修理してあり、使えるようになっているのです。さらに、車も大好きな館長は、1950年代製造の人気車モーリスを丸2年もかけて復元したというから驚きです。藤原館長の仕事場は、館長にとって時間を忘れて集中できる場所。修復できたときの喜びはそれはそれは言葉では表せないほどといいます。作る喜びを知っているからこそ、物を捨てない、もったいないという心が生まれてくるのかもしれませんね。