アナウンサーブログを更新せねばせねばと思いながら、
なかなか更新できぬまま、早1か月…
そしてN6キャスターに戻ってから、早2か月…
新型コロナの影響で会社内の体制なども様々変わり、
色々と予定していたこと考えていたこともできたりできなかったりと、
本当にこの2ヶ月はめまぐるしく過ぎ去って行った感じです。。
みなさんの生活はいかがですか?
さて、4月からのN6では、
番組の終盤に新たなコーナーをお届けしています。
題して ニュースの言葉
ニュースに出てくる言葉を毎日1つ取り上げて
キャスターの西が解説するというものです。
■ニュースで当然のように使われているけれど、実は良く分からない言葉。
■よく耳にするんだけど、今更過ぎて意味を尋ねにくい言葉。
■意味は分かるけれど、それにまつわる富山県内の状況を知りたいなという言葉。
■登場頻度の高い言葉にまつわる豆知識。
…などなど。
毎日、新聞や全国ニュースを見ながら、
デスクや記者と話しながら、 言葉を選び解説を考えています。
最近ご紹介した中で、
反応が良かったものをひとつご紹介しましょう。
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コロナ禍
まず、みなさん、読めますか?
これは「コロナ禍(か)」と読みます。
意外と「渦(うず)」と混同している人が多かったりしますが
「禍」の読み方は「カ」です。
常用漢字として認められた読み方は「カ」だけですが、
常用外では「わざわい」とも読みます。
「わざわい」といえば「災」という字もありますね。
というかそちらの方が思い浮かべる人は多いかと。
この2つの漢字はどう違うのか、漢字字典で引いてみました。
■禍(カ/わざわい)
・思わぬ落とし穴
・思いがけなく受けるふしあわせ
・天が下す災難
■災い(サイ/わざわ・い)
・順調な生活をはばむ自然の出来事
・山火事・地震・水害など
(「漢字源」より)
つまり
「災」は自然災害などを指すことが多く、
「禍」は不幸や災難全般を指す印象ですね。
ですから「コロナ禍」は、
新型コロナによって起こった様々な災難のことを総称する形で最近よく使われています。
ちなみに、
ことわざ「わざわいを転じて福となす」の「わざわい」は
「禍」を使うそうです。
「禍を転じて福となす」
わざわいに見舞われてもくじけることなく
そのわざわいを逆に活用してしあわせに変えてしまうこと。
(「故事ことわざ辞典」より)
今の「コロナ禍」も
ことわざ通りに乗り越えてしあわせへと変えていきたいものです。
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番組で放送したニュースは
チューリップテレビHPの県内ニュースのページにアップをしていますが
このニュースの言葉のコーナーは
基本、県内ニュースのページにはアップされません。
ですので、暇を見て、
こうしてブログでご紹介する形も取っていけたらなと思います。
コーナーで解説して欲しい言葉がありましたら
みなさま、お気軽にご意見ご感想お寄せください!
お待ちしております。
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